とした堅い守りで約50秒のラリーを制するなど粘り勝ち。昨年3位の日本は、今大会銀メダルを獲得した女子に続いての決勝進出となり、主要国際大会では1977年のW杯で2位になって以来の好成績が確定した。決勝では21年東京五輪金メダルのフランスと、30日(日本時間1日)に対戦する。粘り勝ちだ。第1セットを25―21で奪い、迎えた第2セット。 バレー 史上に残るラリーで流れに乗った。22―23でスロベニアのサーブ。ここでリベロの山本が躍動した。強烈なサーブをレシーブし、セッターに返す。日本がつないだラストボールを返球、スロベニアが押し込んだところを右手を伸ばしてレシーブ、両手を伸ばしてつなぐ、バックアタックをきっちりとレシーブ。山本が5度拾うなどし、全員がつないだボールを最後は、エースの石川がこん身のライト攻撃で決めた。息をのむ約50秒。大歓声が日本選手を包んだ。
山本は「競った場面でも、自分たちのことを信じて、チーム全員で戦えたことが勝因。ボールが顔面に当たってスイッチが入った」と笑顔で振り返った。その言葉通り、第3セットも22―24、24―25と2度のセットポイントもしのぎ、31―29で振り切った。 パリ五輪代表12人のリベロを誰にするか。フィリップ・ブラン監督(64)は6月24日のメンバー発表まで悩んだ。候補には山本とサーブレシーブが得意な小川智大(27)がいた。指揮官は「日本には世界一のリベロが2人いる。1人しか選べないので、本当に厳しかった」と苦しい胸中を吐露していた。この日の決勝進出に山本も「高いレベルで切磋琢磨(せっさたくま)してきたので、(小川は)戦友です。小川の分も頑張って、(五輪で)メダルを取って、小川の首にかけてあげたい」とライバルへの思いを口にした。
パリ五輪では1972年ミュンヘン大会以来の金メダルを目指す。今大会決勝はその開催国フランスと対戦する。「チーム一丸で戦っていきたい」と山本。石川も「決勝の舞台がどういうものかをイメージすることが大切。五輪に必ずつながると思うので、自分たちの力を出して、勝ち切りたい」と力強かった。再び新たな歴史の扉を開く。
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