今月開幕する3人制バスケットボールのプロリーグ「3x3 EXE PREMIER(スリー・エックス・スリー・エグゼプレミア)」に、岐阜県不破郡垂井町をホームとする「垂井レイザーバックス」が初参戦する。バスケットボールだけでなく、クラブそのものが地域活性化のハブ(拠点)となり、集客イベントやアパレル事業の展開などで地域を盛り上げる構想を描く。代表の南隼人さん(41)=同町出身=は「『垂井に来たら、やりたいことがかなう』。そんなふうに町外からも人が集まってほしい」と話す。
垂井レイザーバックスは、東京を拠点に活動するフリーアナウンサーの南さんが中心になって昨年2月に発足。「垂井や岐阜県の人が県外に出たときに、『うちの地元にはプロチームがある』と誇りを持てるようになってほしい」という南さんの思いが立ち上げの原動力となった。チームの運営は、南さんが取締役を務め、タレントやスポーツ選手のマネジメントを手がける「Gifut(ギフト)」(東京)が担っている。 先月には、垂井町内のスポーツなどを通じた地域振興を目的とする包括連携協定を町と結び、地域とのつながりを強化。選手らは昨年9月下旬から垂井町に住み始めており、同町内のスポンサー企業に勤める主将の鈴口健選手(23)=愛知県大府市出身=は「今の選手で垂井出身者はいないけど、地域の人々は(僕らが)元から垂井にいたかのように接してくれる」と話す。
クラブの使命は、地元のアイコン(象徴)になること。町内に試合観戦しながら食事やショッピングなどを楽しめる競技場「ボールパーク」の新設を目標に掲げる。Gifutのノウハウを生かし、プロスポーツ選手を呼んだイベントの企画・運営にも携わるほか、アパレル事業の展開も企画している。その第一歩として、バスケットボールで成功を収めることが条件となる。3月下旬には練習拠点で、選手たちが試合さながらの激しい接触を伴うトレーニングを繰り広げていた。外角シュートが持ち味の石井開選手(19)=恵那市出身=は「『(参入)1年目だから仕方ない』なんて言われたくない」。プロ経験者は少ないが、若い力を発揮していきなりの躍進に燃える。開幕戦は今月19日、東京都千代田区の複合施設「WATERRAS(ワテラス)」で行われる第1ラウンドの第7試合(午後1時5分開始予定)で、埼玉ワイルドベアーズと対戦する。
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