東京オリンピック（五輪）バスケットボール男子日本代表内定選手が6日、オンラインで取材対応し、主将の渡辺雄太（26＝ラプターズ）は、「自国開催の五輪は一生に1度。アメリカにいる以上、日本の皆さんの前でプレーする機会はなかなかない。キャリアにおいて大きな意味がある」と意欲を示した。今大会は田中大貴（A東京）とのダブル主将体制となる。
19年ワールドカップ（W杯）では篠山とともに主将を務めた渡辺雄だが、先頭に立ってチームを引っ張り切れなかったと振り返る。2年間でさまざまな経験を積んだ中で、「リーダーシップという面でも成長したところを見せたい」と力を込めた。 NBA3年目のシーズンは、新天地ラプターズで飛躍。持ち味である守備力や外角シュートは、日本代表でも重視される部分だ。「チームとしてサイズで劣る分、運動量やシュート精度で勝たないといけない。そこは得意とするところ。チームに貢献ができると思っている」と自信を見せた。○…開会式で旗手を務める八村は、海外で調整中のため結団式を欠席したが、「夢に見ていた舞台でプレーできるのがとても楽しみ。一丸となり、日本中が誇り高く思えるようなプレーをしたい」などと日本バスケットボール協会を通じてコメントした。ベナン人の父と日本人の母を持つNBAプレーヤーが、開会式の入場行進で日の丸を掲げて日本選手団を先導。身長203センチの大柄な身体が、ひときわ大きな存在感を示す。
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