吉野さんと一緒に化学賞を受賞するアメリカのジョン・グッドイナフさんは欠席しましたが、吉野さんは同じく一緒に受賞するアメリカのスタンリー・ウィッティンガムさんと並んで席に着き、世界中の記者からの質問に答えました。
会見で、吉野さんたちが開発したリチウムイオン電池が社会に与えた影響について聞かれた吉野さんは「開発した1985年当時はスマートフォンやノートパソコンなどはなかった。リチウムイオン電池の市場がこれほど大きくなるとは予想していなかった」と述べました。そして、日本時間の8日行われる「ノーベルレクチャー」と呼ばれる記念講演に触れ、「環境問題についての私の意見やビジョンを世界に向けたメッセージとして話したい」と抱負を述べました。そして、記念講演の準備状況について「99%はできているが、どうまとめるか最後のメッセージの文章をまだ迷っているので、きょう中に考えます。どのような反響があるか楽しみです」と話していました。そして、若い研究者たちに対して「ノーベル賞の受賞者が研究成果を出した平均は35歳くらいなので、35歳までに勉強や経験をつんで力を発揮してほしい」と話していました。ことしのノーベル化学賞に選ばれた吉野彰さんたちの研究について、化学賞の選考にあたった委員は「これまでも、これからも社会に非常に大きな影響を与え続けるだろう」と述べて、功績をたたえました。この中で、フォンヘイネ教授は、携帯電話や電
そのうえで、「リチウムイオン電池の強みは、二酸化炭素の排出を削減する可能性を生み出したことにある。気候変動や二酸化炭素の排出に、リチウムイオン電池が大きなインパクトを与えてくれることを望んでいる」と述べて、環境問題の解決につながることに強い期待を示しました。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
ソース: nhk_news - 🏆 22. / 63 続きを読む »
ソース: nhk_news - 🏆 22. / 63 続きを読む »
ソース: nhk_news - 🏆 22. / 63 続きを読む »
ソース: nhk_news - 🏆 22. / 63 続きを読む »
ソース: nhk_news - 🏆 22. / 63 続きを読む »
ソース: nhk_news - 🏆 22. / 63 続きを読む »