江戸前ノリの産地・千葉県富津市の東京湾に異変が起きたのは7年前の冬。長年、養殖を手がける小泉敏さん(67)が網を上げると、育っていたノリが、バリカンで刈ったように根元からなくなっていた。網を別のネットで覆ったが、隙間からの侵入を完全に防ぐのは難しい。新富津漁協の生産量は20年度、食害が始まる前の4分の1に激減した。21年度はやや回復したが、「近年はクロダイとの戦いです」と小泉さんがため息をついた。県水産総合研究センターの石井光廣さん(59)は「冬場は海水温が比較的高い湾口に多かったクロダイが、ノリ養殖場のある湾の奥まで活動範囲を広げている。個体数も増えた可能性が高い」と指摘する。.
このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。