ナイキの「選別」で始まった靴小売りの地殻変動 | 専門店・ブランド・消費財

  • 📰 Toyokeizai
  • ⏱ Reading Time:
  • 29 sec. here
  • 2 min. at publisher
  • 📊 Quality Score:
  • News: 15%
  • Publisher: 63%

日本 見出し ニュース

日本 最新ニュース,日本 見出し

6月末にナイキが発表した前期決算では、同社の直営販売比率がついに4割を突破しました。大手ブランドの直販シフトが強まる中、多くの靴小売り店が戦略転換を迫られています。

ビジネスカジュアルの普及、コロナ禍における健康志向の高まりもあり、ここ最近の売れ筋はもっぱらスニーカーだ。国内有数のビジネス街である八重洲も例外ではなく、スニーカーの品ぞろえに強みを持つエービーシー・マートはもちろん、もともと紳士・婦人靴が主力のチヨダも、店頭ではカジュアルシューズの取り扱いに力を注ぐ。

ただ、双方の店舗に陳列されたスニーカーを見ると、品ぞろえの違いが目に留まる。エービーシー・マートでは1区画を丸ごと使って展開するナイキの商品が、チヨダでは「取り扱いがない」(店員)という。代わりにチヨダでは、ウォーキングに特化したスケッチャーズの商品や、「立ったままスパッと履ける」とうたった自社オリジナルのスニーカーが目立つ場所に並べられている。 チヨダでも以前は多くの店舗でナイキの商品をそれなりに取り扱っていた。が、「数年前から、仕入れられる商品が段階的に絞られてきた」(チヨダ広報担当者)。業界首位と二番手の店で今、ここまで品ぞろえに差が出ているのはなぜなのか。2022年2月末、世界の靴業界に衝撃が走った。アメリカの運動靴販売大手のフットロッカーが、大手NB(ナショナルブランド)のDtoC(ダイレクト・トゥ・コンシューマー、メーカーが消費者に直接販売する形式)強化の動きを受け、ナイキ製品の取り扱いを今後減らしていく方針を明らかにしたからだ。

フットロッカーは欧米を中心に展開する靴小売りの世界的大手。年商は約1.2兆円(2022年1月期)で、売上高に占めるナイキ製品の割合は約70%におよぶとみられる。発表によれば、それを60%以下に縮小する代わりに、自社開発の商品などを強化するという。

 

コメントありがとうございます。コメントは審査後に公開されます。

最近はフィッティングなしの通販で靴を買うのかぁ。 って、もはやナイキは実用と言うよりコレクターアイテムかもね。

このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:

 /  🏆 47. in JP

日本 最新ニュース, 日本 見出し

Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。

ナイキの「選別」で始まった靴小売りの地殻変動 | 専門店・ブランド・消費財東京駅八重洲口の地下に広がる八重洲地下街。国内靴小売り首位のエービーシー・マートと、2位で「東京靴流通センター」などを展開するチヨダの店舗が隣り合わせで並ぶ一角がある。ビジネスカジュアルの普及、コロ… 靴小売の業界首位、エービーシー・マート(2670)の企業解説はこちら ➡️ メーカーとのパイプに加え、ネームバリューのある自社ブランドも有するエービーシー・マート EC販路は10%程だが店舗でしっかり稼ぐ!
ソース: Toyokeizai - 🏆 47. / 63 続きを読む »