ドル高基調が続くか、116円乗せの可能性も=来週の外為市場

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来週の外為市場では、ドル高基調が継続するかが注目されている。株価が安定すれば米金利先高感からドルは一段高となり、116円に乗せる可能性がある。イングランド銀行(英中央銀行)の金融政策委員会や欧州中央銀行(ECB)理事会が開催される予定で、欧州通貨の動向にも注目が集まっている。

米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けて、米国の金融引き締めペースが加速するとの見方から足元のドルは上昇基調にある。

FXcoinの取締役、上田眞理人氏は「ドルが独歩高になりやすい」と指摘する。米連邦準備理事会(FRB)がインフレ抑制を最優先すべく金融引き締めを進めれば、「金利面で他国よりもドルが優位に立つほか、(金融引き締めにも)米経済は耐えられるという自信を持っていると受け止められる」という。また、リスクオフが強まればドルと円の双方が買われやすくなるものの、日米の金融政策の違いが意識されるためドルの強さの方がしのぐとみている。 上田東短フォレックスの営業企画室長、阪井勇蔵氏は「年初来の高値である116.35円を超えれば116.50円近辺まで上昇する可能性がある」との見方を示す。米金利の低下や不安定な株価を背景にリスク回避で円が買い戻される場面も予想されるが、114円を割る可能性は低いという。豪準備銀行(RBA、中央銀行)による政策金利の発表やBOEの金融政策委員会、ECB理事会が開催され、各国の金融政策のスタンスに伴う通貨の動向に注目が集まる。

市場では「ドイツを除くユーロ圏の経済指標はあまり良い内容ではなく、仮にECBが金融引き締めに対して前向きな姿勢を示したとしても不安が生じるとみられ、いずれにしてもユーロは買いづらい」(国内金融機関)との声が聞かれた。 その他、国内で12月の鉱工業生産や失業率、有効求人倍率などが発表予定。ユーロ圏では第4・四半期GDP(速報値)や1月の製造業購買担当者景気指数(PMI)や消費者物価指数(HICP)、米国では1月のISM製造業景況指数やISM非製造業景況指数、雇用統計などが発表される。

 

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