ドラゴンボールにシティポップ、遠いようで近い日本とブラジル

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ブラジルの若い世代には「オタク」という言葉が定着している。それもポジティブなイメージから。 アニメ好きの延長線上で「日本文化好き」というケースも多い。彼らがこぞってハマっているのはシティポップと呼ばれる日本の80年代にヒットした音楽たちだ WorldVoiceJapan

ドラゴンボールを知らないという人を見つけるほうが難しいし、根っからの大ファンでなくても、オレンジ色に亀印のTシャツを持っていたりするから不思議だ。 それ程、日本のアニメというのはブラジルの社会に密着している。ブラジルは国産アニメにあまり力を入れておらず、代表的な作品Turma da Mônica*(モニカと仲間たち)以外だと北アメリカからやってきた所謂アメコミが放映されていた。

1985年に週刊少年ジャンプで連載を開始、翌年アニメ化し、1988年にフランスで人気になった日本のアニメ『聖闘士星矢』の著作権を購入したブラジルのおもちゃ会社は、同アニメの人形のコマーシャルを流すことを約束に、破産寸前だったテレビ局にアニメ放送権を提供。94年からブラジル国内で放送された。これがブラジルにおける日本アニメ人気の先駆けとなり、他の放送局も注目しはじめ、1996年にはドラゴンボール、続いてセーラームーン、ポケットモンスター、NARUTO、ワンピースなど多くの人気アニメがブラジルの民間放送で流れている。その他、デスノートやエヴァンゲリオンなども人気となり、幅広い年齢層がアニメを視聴するようになった。自宅でインターネットが当たり前のようになった今では、民放で放送されていないアンダーグラウンドなアニメを視聴することもできる。そういえば、音楽院時代にルームシェアしていた日系人の友人が、日本語からポルトガル語へのアニメ翻訳のアルバイトをしていたのを思い出した。ちなみに私は全くアニメがわからないため、初対面のブラジル人に質問されると困る。

*Truma da Mônica(モニカと仲間たち)は主人公の少女モニカとその仲間たちによる日常を描いたブラジルの人気アニメ。ブラジル以外でも放送されており、日本では本年声優育成講座SPOTとのコラボレーションによりCSにて放送が決定した

 

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