【ニューヨーク28日(日本時間29日)=斎藤庸裕】 ドジャース 大谷翔平 投手(29)が、41打席ノーアーチで今季の自己ワーストを更新した。メッツ戦のダブルヘッダー第1試合に「2番DH」で出場し、5打数無安打。16日のレッズ戦でけん制球を左太もも裏に受け、万全ではない状態が続いており、2試合目は欠場した。チームは1試合目に延長戦で競り勝ち、連敗を5でストップ。第2試合も投手陣が踏ん張って快勝し、2連勝を飾った。万全ではなくても、出来ることはある。大谷は第1試合の8回1死一、二塁、遊ゴロを放った。併殺打なら無得点で攻守交代だったが、全力疾走で一塁を駆け抜けた。間一髪セーフ。2死一、三塁から3番フリーマンの適時打につなげた。ロバーツ監督は「彼は100%の状態に近づいている。悪くなってはいない。ダブルプレーにならないように懸命に走って、私はそれをリスペクトする。賢くプレーしている」と評した。
打撲から張りが出た左太もも裏はまだ完治とはいかない。5打席のうち、3打席は引っ張ったゴロで凡退。ボール球に手を出す打席も目立った。それでも、俊足を生かしてつないだ8回の攻撃から1点差とし、流れが変わった。9回無死一、三塁のチャンスではロバーツ監督のサインでテーラーがスクイズ。同点に追いつき、延長10回に3点を勝ち越した。連敗は5で止まり、2試合目も快勝。勢いが戻った。 ダブルヘッダーを迎える前、連敗中でチーム状態は決して良くなかった。2試合とも打撃力の高い大谷を起用したい状況だったが、ロバーツ監督は「ショウヘイは第2試合には出場しない。ハムストリング(太もも裏)を温めて、クールダウンして、また準備するのは意味をなさない」と判断。左太もも裏の状態を考慮し、「私がチームにとってベストと思うことならなんでも彼は理解してくれる」と、意図を共有した。
大谷は17日を最後に、41打席ノーアーチ。今季の自己ワーストを更新した。5月は16日まで打率4割3分2厘、5本塁打、11打点と好調だったが、けん制球を受けた翌日の17日以降は同1割9分5厘、1本塁打、5打点。それでも指揮官は状態について「あまり心配していない」と前向き。2試合目をベンチで観戦していた大谷もリラックスした様子だった。試合後、イタズラっぽく同僚の山本に背後からチョップ。笑顔でチームの2連勝を喜んだ。
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