およそ8500人が身を寄せるカフラマンマラシュの避難所に設けられた診療所には、連日、およそ300人の患者が訪れています。医師によりますと、地震発生直後は建物の倒壊などによるけがの治療が多かったものの、テントでの避難生活が長期化する中、発熱やせきなどの症状のほか、地震発生から一度もシャワーを浴びられず着替えもないといった衛生環境の悪化から皮膚の病気になる人が増えているということです。対応にあたっている医師は「着の身着のままで避難してきているので、着替えがなく同じ服を毎日着ている人も多い。感染症の疑いが増えていて、抗生物質が必要になっている」と訴えていました。
こうした中、避難所では19日、人が多く集まる場所やゴミ箱などの周辺を消毒する作業が行われるとともに、ようやくシャワーの設置が始まっていました。担当者によりますと、避難所内の複数の場所に合わせておよそ50のシャワーを設置し、準備ができ次第、被災者に利用してもらうということです。南部ハタイ県の中心都市アンタキヤで避難生活を続けるメフメド・アシュカルさん(32)は、地震で自宅が倒壊し、56歳の父と31歳の弟が数日後にがれきの中から遺体で見つかりました。2人の遺体は近くにある墓地に埋葬され、今も毎日のように家族と訪れて祈りをささげています。 メフメドさんが外国で働いて建てた自宅は全壊し、今は近くの空き地に設置された1つのテントに家族7人で暮らしています。朝晩は氷点下近くまで冷え込みますが、人数分のマットはないうえ、トイレやシャワー、それに手を洗う場所さえありません。
メフメドさんが特に心配しているのが母のファトマさん(60)です。ファトマさんは夫と息子1人を一度に失ったショックから立ち直ることができず、1人で歩くこともできないほどしょうすいしきっていますが、精神的なケアなどの支援は全くない状態だといいます。 メフメドさん自身も、ともに一家の生計を立てていた父と弟の収入が断たれ、小さい子どももいる中で不自由なテント暮らしがいつまで続くのか、今後の生活に大きな不安を抱えています。それでも家族と過ごしたこの土地から離れたくないという母の思いを受け止め、仮設テントに残ることにしたといいます。メフメドさんは「私はすべてを失いました。最愛の家族と、一生懸命外国で働いて建てたわが家も失いました。もう涙も出ません。これからどうすればいいかもわかりません」と話していました。
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被害が凄すぎる()
大災害では、復旧復興が長期になるので、被災地に留まってはいけません。安全な土地に引越せば、即、普通の生活に戻れます。
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