この考えは2019年の東京モーターショーに出した『Vision ONE』という大型電気トラックで提案したもので、これは天井までループ状に繋がって、インパネから天井までが一体感のあるデザインになっていました。これと同じコンセプトで、一括りの中にいろいろな要素が入っているイメージです。実はブラックベルトも、そのモチーフとなった過去のクルマも単に黒の中にエンブレムというブランディングの機能だけではなく、クーリングやヘッドランプなどいろいろな機能が内包されていました。Vision ONEの内装もこれと同じコンセプトで、この一括りの中にミラーカムもあるし、上の部分は棚として使える。下の部分はインパネのベースとなっているわけです。
そういうコンセプトを引き継いで、eキャンターも連続した1つの形の中に全部が収まっている印象にしました。ですので、実際の形はVision ONEとは少し違いますけども、考えているところはインテグレーション、ひとつの大きな括りとして見せています。 もうひとつVision ONEでは、ゾーニングも意識しています。インパネの下側は機能、操作するためのもの。上側はドライバーを助けるものという考えです。つまり、インテグレーションとゾーニングを意識していて、これは通常のクルマ達も同様です。eキャンターの造形も上側にドライバーに必要な優先度の高いものを並べました。ある程度ゾーン分けされている方がドライバーも直感的に使いやすいというコンセプトです。
さらにメーターがフル液晶になりましたし、セカンダリーモニターを操作するためにステアリング上にスイッチがついています。そのステアリングは全く新しいデザインになりました。いままでのステアリングも機能重視で、使いやすさとともにエアバッグがきちんと展開するように作っていましたが、今回はもう少しリッチ感や、握った時のグリップ感を向上させています。先代のこの握りの部分は割と一定断面でしたが、より三次元的な形をつけることで手になじむようにしたのです。これも様々な方が乗ることを想定し、例えば乗用車から乗り換えた時も違和感のないところを狙っているのです。
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