【シンガポール=中野貴司】マレーシアのゴム手袋最大手トップ・グローブがESG(環境・社会・企業統治)対応で、後手に回っている。米当局から外国人労働者の処遇が強制労働と認定され、米国への輸出が止まった。国内の競合も労働者の処遇改善に追われている。新型コロナウイルス下での特需も今後陰るなか、各社は成長持続とステークホルダー(利害関係者)との関係改善の両立を迫られている。.
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