管内の国道2号バイパスだけでも、年間4000件以上の落下物の事案が発生しているとのこと。落下物はさまざまで、鉄くずのほか脚立やふすま、簡易トイレまでもが路上に落ちたまま放置されているようです。
落下物に頭を悩ませているのは高速道路を管理するNEXCO西日本も同様で、吹田道路管制センターによると、落下物の発生は1か月あたり平均2260件、多い日は1日100件以上にのぼるとのこと。情報を把握次第、表示板で「落下物あり」などの注意喚起を行うといいます。NEXCO東日本でも、落下物などの処理が年間約10万件にのぼっているとしています。2014年に九州道で起きた事故は、追越車線を走行中に対向車線から飛んできた落下物(輪止め)がフロントガラスを貫通し、助手席の同乗者が直撃して重傷を負っています。 姫路河川国道事務所は落下物をはじめ「道路の異常を発見したら【道路緊急ダイヤル #9910】までお電話ください」と呼びかけています。NEXCO各社も「落下物は落とし主の責任」として、積み荷をロープで固定するなど落下防止対策をしっかりと行うよう訴えています。
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