「ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ 2024」に先駆け、チューダーが「ブラックベイ クロノ」の最新作をリリースしたのは、たった2週間前のことだった。前のバージョンから目立った変更点はないものの、すぐさま目に飛び込んでくるのは2つの特筆すべきディテールである。“T-fit”クラスプを備えた5連ブレスレットが採用されたこと、またさらに重要なこととして、ピンク色が採用されたことである。 なぜピンクなのか？
このタイムピースは、デヴィッド・ベッカムが創設したインテル・マイアミCFとチューダーの新たなパートナーシップを記念したもので、同チームのユニフォームのピンク色にちなんでいるのだ（ちなみに、ピンクはチューダーがスポンサーを務める自転車レース、ジロ・デ・イタリアのシンボルカラーでもあり、同ブランドのアンバサダーである中国のミュージシャン、ジェイ・チョウが好んできた色でもある）。 そのような経緯からも、先日のインテル・マイアミの試合でキャッチされたベッカムがこの新作時計を身に着けていたのは驚くことではなかった。彼の着るネイビーのスーツにもよく映えたピンクのタイムピースに、我々はただ見とれるばかりだった。 タフさとピンク色の絶妙なコントラスト...
チューダー・ブラックベイ / Tudor・Black Bay デヴィッド・ベッカム / David・Beckham クロノグラフ / Chronograph Yuzuru Todayama
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