ボラットはトランプ政権への貢ぎ物として娘を舞踏会で披露するが COURTESY OF AMAZON STUDIOSアマゾンプライム・ビデオで配信中の映画『続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』の主人公ボラットは、カザフスタンのジャーナリスト。トランプ政権の大物に貢ぎ物を贈るという任務を帯びてアメリカにやって来る。
2006年の『ボラット栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』に続き、主演はイギリスのコメディアン、サシャ・バロン・コーエン。前作でもユダヤ人差別がネタにされたが、このシナゴーグのくだりもかなりのブラックジョークだ。 だが今のアメリカでは、偏見を持つことは恥ではないようだ。ドナルド・トランプ米大統領やその支持者がメディアによる陰謀論を唱えたり「グローバルなエリート」にかみつく際には、反ユダヤ感情が見え隠れする。ネットにはびこるQAnon(Qアノン)の陰謀論の根底にも、いわゆる「血の中傷」(ユダヤ人は祭儀のためにキリスト教徒を殺すという、事実無根だが昔からある主張)がある。
日本も社会風刺するならこれくらいしてもらわんとなぁ…
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