中国人民銀行(中央銀行)は来月の北京冬季五輪を前に、「e─CNY」とも呼ばれるデジタル人民元の実証実験を加速させている。しかし、利用は実証実験が行われている10の主要都市に限定されており、多くの人が2大決済サービスであるアント・グループの「アリペイ」と騰訊控股(テンセント・ホールディングス) の「微信支付(ウィーチャットペイ)」をなお好んで使っている。
e─CNYは中銀が発行する法定のデジタル通貨。人民銀は1月4日にウォレットアプリの配信を開始した。米調査会社センサータワーによると、8日にはアップルの基本ソフト(OS)「iOS」でのアプリストアで最もダウンロードされた無料アプリとなり、5日連続で首位を維持。これまで250万回以上ダウンロードされたという。PwC中国のシニアエコノミストは「既に定着した決済手段があるため、人々がe─CNYを受け入れ始めるまでに時間がかかる」と指摘。
この際、ドル決済市場から退場させればいいものを。
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