ブレーカ、住宅用・産業用分電盤などを製造するテンパール工業株式会社(本店:広島県広島市、取締役社長:水津 卓也 以下、当社)は、木工家具を製造する株式会社マルニ木工(本社:広島県広島市、代表取締役社長:山中 洋 以下、マルニ木工)と共同で、筐体の扉に不燃性木材を使用した環境性能とデザイン性が高い分電盤「パールテクトmoku」(以下、本製品)の開発に着手しました。
本製品は、当社の住宅用分電盤「パールテクト」をベースに、筐体を不燃性木材と鋼板で構成し、プラスチックの使用量を大幅に削減しています。また、筐体のデザインと木材加工は、同じ広島を拠点として、優れたデザイン性と加工技術で木工家具を製造するマルニ木工がおこない、生活空間のなかで分電盤を目にした際に、ほっと癒されるデザインになっています。当社では、従来からプラスチック製の住宅用分電盤「パールテクト」を製造し、全国のマンションや戸建て住宅でご採用いただいております。近年、マンションデベロッパー様やハウスメーカー様などから住宅用分電盤の環境性能に関するお問合せをいただく機会が増えており、従来よりも環境性能に優れた製品の必要性を感じていました。
そのような中、当社が着目したのが「不燃性木材」です。外部機関で実施したUL94燃焼性試験では最上位のV-0グレードを満足し、高い安全性があるうえ、天然の木目を生かしたデザインも実現できます。加えて、マテリアルリサイクル可能な鋼板を組み合わせることで、環境性能とデザイン性を両立した「パールテクトmoku」の開発に至りました。
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