テトリス 世界を席巻したソ連の「マインドゲーム」

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歴史上の多くの偉大なアイデアと同様、テトリスも全く意図せずに生まれたものだった。

テトリスはエレクトロニカ60を利用できるプログラマーの間で即人気になったものの、このマシンには描画能力がなく、記録容量は今日の電卓以下だった。より描画能力に優れるコンピューター「IBM PC」向けのバージョンを作ってほしいとの要請を受け、パジトノフさんは夏休みのアルバイトに来ていた当時16歳の学生、ワジム・ゲラシモフさんに白羽の矢を立てた。出来上がったゲームはすぐに広まった。「山火事のようだった。ソ連でパソコンを持つ人は全員テトリスを入れていた」(パジトノフさん)

パジトノフさんにテトリスからの収入は一切入らず、本人にもその気はなかった。テトリスのアイデアは国が所有していたうえ、ソフトウエアを製品として売るという発想自体、パジトノフさんにはなじみがないものだった。テトリスはもっぱら口コミで広がり、利用者はフロッピーディスクにコピーしていた。 やがてパジトノフさんの耳に、テトリスが国境を越えて他の東側諸国でもプレーされているらしい、とのうわさが舞い込んできた。1986年にはロンドンを拠点とするソフトウエア企業アンドロメダの営業マン、ロバート・スタイン氏からテレックスを通じてメッセージを受け取った。ハンガリーでテトリスを目にしたスタイン氏は、西側での販売権を取得したいと考え、相当な額の前払金を提示した。だが、スタイン氏はこの返事をゴーサインと解釈し、直ちにゲーム制作を始めた。しかし発売準備を進めていたところ、ソフトやハードの輸出を監督するソ連の団体「Elorg」から別のテレックスを受け取った。権利付与の正式承認が下りておらず、発売は違法との内容だった。

最終的にスタイン氏は権利関係を解決、1988年に米英でPCソフトとしての発売にこぎ着けた。ゲーム内ではクレムリン(大統領府)をテーマとする背景画像やキリル文字を通じ、ソ連由来であることが強調されていた。それでもパジトノフさんとスタイン氏の間で生じた誤解は、ソ連から西側諸国へのゲーム輸出がいかに難しいかを物語っていた。テトリスのコンピューターゲームとしての売れ行きは好調だったが、ゲーム業界の主な収益源は家庭用ゲーム機だった。そこに目を付けたのが日本在住のオランダ人ゲーム開発者、ヘンク・ロジャースさんで、テトリスが携帯用ゲーム機「ゲームボーイ」にぴったりだと真っ先に見抜いた。 ロジャースさんは必要な許可の取得に動いたものの、間もなく大変な挑戦であることに気付いた。同氏は既に日本でファミコン版テトリスを発売しており、その際、権利を主張する会社が複数存在することを知ったのである。面会の席にはパジトノフさんもいた。2人はたちどころに意気投合。「その場にいた中で、ゲームのことをまともに理解していたのはアレクセイだけだった」「テトリスによるビジネスについて説明するうちに、私たちは友達になっていた」と、ロジャースさんは振り返る。

 

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「日本の国益を損ね韓国を利する」ために、朝日新聞は34年間 事実を曲げ続けた。スパイ行為だ❗

朝日新聞の捏造⑥平成7年、都知事選で石原信雄候補の祝儀袋を捏造⑦13年、自民党の架空党員で徳川家康などの名前があったと捏造⑧16年、サマワの自衛隊に迫撃弾が撃ち込まれたと捏造⑨17年、失脚を図る目的で安倍晋三・中川昭一がNHKに番組改変の圧力をかけたと謀略報道 「公安情報」井上著より

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