舘ひろし(74)と柴田恭兵(72)が3日、人気刑事シリーズの8年ぶりとなる映画最新作「帰ってきた あぶない刑事」(監督原廣利、24日公開)の完成披露イベントとして「ザよこはまパレード(国際仮装行列)」に参加した。
ダンディー鷹山(舘)とセクシー大下(柴田)が、ロケ地である横浜のゴールデンウイークの風物詩に降臨した。今年で72回目を迎えるパレードには60団体、約2500人が参加。2人はそのトリを務め劇中衣装でさっそうとオープンカーに乗り込み、大下の愛車レパード9台に先導され、山下公園中央口を出発した。全長3・4キロに延べ38万人(主催者発表)が殺到。“あぶ刑事道中”は万国橋交差点までの1・5キロだったが、並走するファンや車道にまで乗り出そうとするファンの姿も。「舘さーん」「恭兵さーん」に加え役名の歓声も飛び交い、2人はシートの上に立って手を振り、銃を構えるなどのパフォーマンスを披露するなどノリノリ。随所に配置された警備員が体を張って対応するほどの盛り上がりを見せた。
その後、象の鼻防波堤でレッドカーペットを歩き、舘は「横浜に帰ってきました。温かく出迎えていただき言葉になりません」と笑顔。柴田も「お母さん、おばあちゃん、娘さん、お孫さんまで迎えていただいた。横浜、大好きです。今回も実家に帰ってきたようでした」と“地元愛”を強調した。 テレビシリーズがスタートしたのは1986年。舘は「あの頃はベイブリッジもなく、今は打って変わってどんどん活気のある街になっている」と感慨深げ。柴田は「日本の役者の中で僕が一番横浜の街を走り回っています。中華街、港の見える丘公園、外人墓地…その度に街の人たちが本当に協力してくれたことを覚えています」と感謝した。 昭和、平成、令和の3時代を駆け抜けてきた2人は、最新作でも舘がハーレーで、柴田が華麗なステップで横浜を疾走。舘は「今までとは違う若い監督、スタッフで新しいあぶない刑事ができた」と自信たっぷり。柴田も「年相応に頑張った、とても素敵な作品。120点満点の出来です。自信、あります。凄くワクワクしています」と声を弾ませた。 (鈴木...
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