ソフトバンク、収穫よりも課題突きつけられた1カ月 - プロ野球番記者コラム - 野球コラム : 日刊スポーツ

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ソフトバンク、収穫よりも課題突きつけられた1カ月 npb プロ野球 sbhawks ソフトバンク

ロッテとの練習試合が終わるころには宮崎アイビースタジアムも雨にぬれた。試合は0-0のドロー。ソフトバンクにとっての収穫は先発候補の武田、大竹の好投か。いずれも3回を投げ無失点投球。エース千賀、東浜が出遅れ先発ローテの編成に腐心する工藤監督も少しばかり胸のつかえが取れたのではないだろうか。コロナ禍による初の無観客キャンプ。ファンの歓声なき鍛錬の日々はチーム調整にどんな効果をもたらしたのだろうか。キャンプインしたとき、王球団会長はそう言ってナインそれぞれの自覚を促した。今キャンプでは「ホットコーナー争い」が1つの注目ポイントだったが、大砲候補リチャードの突き上げも弱く、レギュラー松田で落ち着くところに落ち着いたようだ。松田はこの日まで実戦12打席ノーヒット。紅白戦(15日)の初打席で大竹から三塁内野安打を放って以来、快音を響かせていない。それでも「指定席」が約束されるのだから、まだまだ若手の底上げには時間がかかるということか。

A組でキャンプを過ごした選手たちも「開幕切符」は残り少ない。投手ではエース千賀、東浜が戻り、新外国人レイ、マルティネスらが入ってくるとはじき出される。野手でもすでに来日しているグラシアル、デスパイネ、リハビリ調整した主砲・柳田、今宮も福岡に戻って1軍合流予定。投手、野手を見渡しても首脳陣をうならせるほどの「成長株」はなかったと言っていい。26日にキャンプを打ち上げ、オリックスとの練習試合2試合を消化しチームは福岡に戻る。シリーズ5連覇へ向けたチーム編成、さらに「世代交代」のチーム育成…。「収穫」よりも、むしろ「課題」を突きつけられた1カ月であったようにも思える。【ソフトバンク担当 佐竹英治】

 

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