が約60年ぶりに社名を変更し、2021年4月にソニーグループになる。傘下にエレクトロニクス、半導体、エンタメ、金融といった事業会社が入る体制への移行だ。起点は社内で持ち株会社構想が持ち上がった約20年前で、その時のキーマンの一人が現在の吉田憲一郎社長だ。「ウォークマン」など革新的な商品を世に送り出してきたソニーのファンにとっては、やや違和感のある社名変更と組織再編。そこにこめられたのは「エレキだけのソニー」ではなく、危機下でも生き残れる複合企業を目指すとの思いだ。
当時もエレキ事業を手掛けるソニー本体がグループ全体を運営していたが、出井氏は「すべての事業分野を統合した戦略を描けなければ複合企業のメリットは生かせない」と考え、持ち株会社の傘下に各事業会社をぶら下げる体制を模索していた。ただ、03年4月に同年1~3月期の赤字決算を発表したことを発端に、日経平均全体が急落した「ソニーショック」が起こる。出井氏の求心力も低下し構想は実現しなかった。エレキ中心の収益構造で浮き沈みが大きく、他事業を育てる必要があったことや、「エレキとエンタメは別物」という意識が強すぎ、ともすればバラバラになりかねないという懸念もあった。吉田氏はこうした動きを社長室長などとして、リアルに捉えていた。吉田氏は構想の実現に向け、当時の反省を生かして手を打ってきた。1つ目がエレキ頼みからの脱却だ。子会社のソネット(現ソニーネットワークコミュニケーションズ)の社長だった吉田氏は13年、平井一夫前社長に本体に呼び戻されて経営に参画。平井氏とともにヒット商品の有無で大きくぶれる収益体質の改善に着手した。その結果は足元の新型コロナウイルスという危機時の業績でもみてとれる。21年3月期の連結
3つ目は12年からの構造改革とあわせて進めた分社化だ。テレビなどエレキの主要事業を分社化し、グループ経営になじみやすくした。今春には赤字が続くスマートフォン事業の子会社も傘下に収める形でエレキの中間持ち株会社を設立。分社化は経営の独立性やスピードを高められる一方、会社間の連携が課題になる。カメラとテレビの事業会社のトップに石塚茂樹専務と高木一郎専務という気心の知れた同期コンビを配置した。持ち株会社は米国のIT(情報技術)大手も採用している。グーグルは15年に持ち株会社のアルファベットを設立し、主力のインターネット事業などを手がけるグーグルなどを子会社として傘下に収めた。自動運転や医療などに事業領域が広がるなか、経営の透明性を高めながら先行投資がかさみやすい分野の継続的な取り組みを可能にする狙いだ。自動運転のウェイモがベンチャーキャピタル(VC)から資金調達するなど、外部資金を活用して技術革新のスピードも速めやすい。
出来れば社名は続けてください。
made in japanの良質商品を作れば必ず、消費者は買います。 他国に技術面で先に越されても良いもの作ってくれれば、いいのです。 今まで築きあげたモノを止めてばかりにどれ程のファンを失望させてきたか。。。 原点に戻って下さい。 社名を替えるのではなく現状を。 SONY の商品好きだからね。。。
ダッセ〜😯
求心力と遠心力が振り子のように行ったり来たりしながら、バランスを求めて試行錯誤を繰り返してきたのがSONY 吉田氏は「外郭」から中央を見る経験があるだけに、グループの輪郭を描く機敏をよく理解されている 重量級のOBの介入余地を平井氏が一掃したのも見事。ここからどう前に進むか、面白い
株主を黙らせたいという意向も感じるな 各事業毎の数字が明確に出るなら悪くは無いとは思うが...
なんでこんな余計なことをするんだろう…
ソニーはもはや外資。 株主見たら一目瞭然。
ソニーには無理だろう。そもそもiPhoneはソニーが作るべき製品だと思う。実際に作れたし。 一人が会社横断で行動出来なければ社名を変えても無意味ですよ。 投資法人を作りVC投資、試作支援、販路開拓などを組み合わせた日本のシリコンバレーを作る事。 一人で実現可能なビジネスモデルを知財で守る。
Sonyは Sonyに いって 欲しい!
私もそう申し上げた。思いは伝わった RT ソニー、20年越しの社名変更 吉田社長がこめた思い
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