」では、スマートホーム機器が「Matter」やほかのGoogle Homeエコシステムとうまく連動するのに必要となるSDKやプラグインが用意されていて、開発者は来年からアクセスできるようになっています。アプリ内のカスタムプロンプトなど、新規ユーザーがどこから始めれば良いのかわかりやすくなるようにプログラムできるGoogleホームアクションのほか、オートメーションやルーティーンを作成するツールキット、カスタマイズ化されたルーティーンのサジェスチョンなども含まれます。
「Google Home Device SDK」は、スマートホーム機器メーカーが「Matter」だけでなく、簡単なセットアップやGoogleアシスタントとの統合により、シームレスにGoogle Homeエコシステムに対応できるようにするもの。これを使えばすべてがうまく連携できる(グーグルにとっては、すべてがGoogle Homeと連携できる)ことになります。 そのほかにも、Google Play Serviceを通じAndroidへのプロトコル対応もあることが発表されています。これによりWi-FiやThread経由で新しい「Matter」デバイスにも簡単につなぐことができるようです。また来年には、Android 12の電源メニューからクイック設定に移行されたデバイスショートカットでもさらなる機能が出てくる模様。
今回の発表は、ユーザーにとってスマートホーム環境が今すぐ変わる...というものではなく、来年以降、スマートホーム環境でより多くのことがより簡易化されるように業界が取り組んでいる、というように捉えられそうです。
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