スマートフォンのカメラ画質がどのように決まるのかをカメラの基本原理から解説

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スマートフォンのカメラ画質がどのように決まるのかをカメラの基本原理から解説(2015)

」と呼び、F値という量で入光量が表わされます。F値が小さい方が光を多く取り込めるため明るい写真が撮影できます。一般的なレンズ式カメラと違ってスマートフォンのカメラではF値は固定されていることが多く、例えばiPhone 6のレンズのF値は2.2で固定されています。シャッタースピード、ISO感度、絞りの3要素を組み合わせることで露出値が決まりますが、前述の通りスマートフォン・カメラでは、絞り以外のシャッタースピードとISO感度を変更することで、露出を調整できます。

夜や暗い場面での撮影が、日中や明るい場面での撮影に比べて画質が悪くなる理由は、取り込める光の量が少ないから。すなわち慢性的な露出不足が原因です。暗いシーンではスマートフォンのカメラはまずはISO感度を最大限に高めて露出を稼ごうとしますが、たいていの場合、それだけでは足りずにシャッタースピードも遅くしています。そのため、ノイズが満載でしかも手ブレが発生している出来の悪い写真になってしまうというわけです。人間の目の網膜にあたるのがスマートフォンのイメージセンサーです。イメージセンサーは光を電気信号に変換する部品と考えればOK。イメージセンサーは膨大な数の画素センサーが集まって構成されています。一つ一つの画素センサーは、電荷を蓄える「バケツ」にたとえられ、画素センサーの大きさが大きいほど多くの電荷を貯められ、ノイズの少ない良い画質になることが知られています。しかし、スマートフォン・カメラのイメージセンサーは、小さな筐体内に収める必要があるため大きさに制限があります。このため、あまりにも大きすぎる画素数では、それほど多くの電荷を貯め込めない「小さなバケツ」が密集することになり、画質が悪くなるこ

 

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