矢野経済研究所(東京都中野区)が国内における2023年のスポーツ用内市場規模(国内出荷金額ベース)を調査した結果を発表し、前年比100.
2%の1兆6493億1000万円であることが分かった。コロナ禍からの復調を支えた商品群で需要が一服した一方、競技系アイテムなどが成長をけん引した。コロナ禍以降の市場を支えてきたゴルフ・アウトドア・サイクルスポーツ・釣りなどのアウトドアレジャー系分野は、新規参加者数が落ち着き、需要が低減。コロナ禍の需要拡大に伴ってメーカー各社が生産量を増やしていたことから、23年は供給過多となり、販売単価が下落するとともに発注数も減少した。スポーツ用品分野別国内出荷市場規模推移(出所:プレスリリース)矢野経済研究所は「23年と比較して少子化がさらに進むことに加え、コロナ禍からの回復という、過去3年間と同様の成長要因が23年中にはほぼなくなる」と指摘。その上で、インバウンド需要の回復や、メーカーの値上げが市場を底上げする要因となり得るものの、その他の成長要因に乏しく、成長の先行きは不透明であるとコメントした。1~3月に調査した。対象はスポーツ関連企業・メーカー・卸売業・輸入商社・小売業など。調査形式は、同社の専門研究員によるオンラインを含む直接面談、電話によるヒアリング、ならびに郵送アンケート。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
ソース: nhk_news - 🏆 22. / 63 続きを読む »