ネット」（札幌市）とスポンサー契約を結び同社所属で再スタートを切ることを発表した。山田は「突然の廃部で大きな不安を抱えたが、古里の企業で現役を続けられることに感謝。次期五輪金メダルを目指したい」と決意を新たにした。
橋渡し役は、３０年冬季五輪の札幌招致を目指し地元企業に１社１選手の雇用、支援を求める「スケートスクラム構想」をすすめる「北海道オール・オリンピアンズ」の鈴木靖ＧＭ（５９）。サンキョーＯＢでもある同ＧＭから支援要請を受けたウェルネットの宮沢一洋社長（６２）が「一緒に、北の大地から世界を目指したい」と快諾。生活費、ユニホーム代に加えデジタルシステムを活用しファンクラブ会員と活動支援クラウドファンディングの募集も行う。山田は「支援に応え、今季はＷ杯などで何回も表彰台に上がり、自分の存在を世界に示したい」と力を込めた。
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