シートベルトの着用義務が定められてから間もなく40年。今では当たり前に装着する重要な装備となった。しかしただ装着するのではなく、正しい知識を持って正しく装着することが重要。忘れがちなシートベルトの使い方を様々な状況下で確認する。

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シートベルトの着用義務が定められてから間もなく40年。今では当たり前に装着する重要な装備となった。しかしただ装着するのではなく、正しい知識を持って正しく装着することが重要。忘れがちなシートベルトの使い方を様々な状況下で確認する。

これらを守って初めて、シートベルトはしっかりと機能してくれる。特に肩ベルトが首にかかる、緩く巻いているといった状況は、思わぬ怪我を引き起こす場合があるのだ。正しい装着と共に、シートベルトの高さを調節するといった、環境づくりも大切である。事故の際、シートベルトは体が前に飛び出さないように支えてくれる。そうなると心配なのがおなかの大きな妊婦さん。シートベルトに圧迫されることで悪影響はないのだろうか?(polkadot@AdobeStock)

体重50kgの人が後席に乗っていて、時速40kmで衝突すると、乗員にかかる衝撃は体重の30倍ともいわれる。この場合は1.5トンの衝撃。こうした大きな衝撃が、母体と胎児に加わるからこそ、妊娠中もシートベルトはできるだけ着用した方が良い。腰ベルトのみの2点式シートベルトの着用は、事故時に上体が屈曲して腹部の圧迫を招く恐れがあり危険なので、着用は控えた方が良いだろう。 また、肩ベルトや腰ベルトは腹部を横切らないように装着してほしい。肩ベルトは肩から胸の間を通し、腹部を避けて体の側面に通す。腰ベルトは子宮のふくらみを避けて、腰骨のできるだけ低い位置でしっかりと締めること。これが基本の付け方となる。 ただし、妊娠の状態は個々人によって異なるため、シートベルトを着用することが健康保持上適切かどうかは、医師に確認してほしい。適当でない場合は、シートベルトを着用しなくても良いことになっているので、この辺りは専門家と相談することが重要である。また同項では、他にも装着義務を免除されるケースが定められており、座高が高すぎる・低すぎる場合や著しく肥満していてシートベルトを装着できない場合や、クルマを後退させる際には、シートベルトの装着義務は発生しないとしている。

他にも、消防用車両を運転する場合、郵便物の集配業務中の必要な区間にいる場合、警察が被疑者を逮捕した場合、警察用自動車に護衛され誘導されている場合なども、装着義務の適用範囲外だ。身近なところでは、選挙の候補者も、選挙カーでの選挙運動中はシートベルトを装着する義務を負わない。

 

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