シンガポール、アプリ提示で入国OK コロナ検査結果

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【シンガポール=中野貴司】シンガポール政府は5月から、国際航空運送協会(IATA)が開発するアプリを使って新型コロナウイルスの検査結果を提示すれば、空港の入国審査を通過できるようにする。コロナ下での入国手続きを簡素化する先駆的な動きといえ、国際的な旅客需要の回復を後押ししそうだ。シンガポール民間航空庁が5日、IATAとの共同声明で発表した。IATAのアプリは4月後半からダウンロードできるように

【シンガポール=中野貴司】シンガポール政府は5月から、国際航空運送協会(IATA)が開発するアプリを使って新型コロナウイルスの検査結果を提示すれば、空港の入国審査を通過できるようにする。コロナ下での入国手続きを簡素化する先駆的な動きといえ、国際的な旅客需要の回復を後押ししそうだ。

シンガポール民間航空庁が5日、IATAとの共同声明で発表した。IATAのアプリは4月後半からダウンロードできるようになる見通し。アプリには本人証明のための顔写真や医療機関が認定したPCR検査の結果などのデータが記録される。利用者は出発前の搭乗手続きやシンガポールに入国する際に、アプリで陰性の検査データを提示すれば当局が求める入国前検査の基準を満たしたとみなされる。ただ、全ての航空会社が一斉に導入するわけではなく、搭乗者は事前に航空会社に利用可能かどうかを確認する必要がある。 アプリでのデータ提示は書類での審査に比べて、接触による感染のリスクが低いほか、入国手続きにかかる時間を短縮する効果が期待できる。民間航空庁とIATAはワクチンの接種の有無などもアプリで証明できるよう、改良を続けるという。IATAのウィリー・ウォルシュ事務局長は5日の声明で「航空業界のリーダー的存在であるシンガポールがアプリを信認したことは非常に重要な動きで、他の国が追随する際のモデルになる」と述べた。

IATAは2月、2021年の航空需要が楽観的なシナリオでも、コロナ前の19年の62%減となるとの見通しを公表した。各国の政府が厳格な移動制限を続けているためだが、今後世界的にワクチンが普及し、各国が国境を越える移動規制を緩和し始めると、煩雑な搭乗手続きの効率化が課題になる。 PCR検査の結果やワクチンの接種歴を証明する「ワクチンパスポート」は、国際的な往来を再び活発にする上で有力な手段になるとみられている。IATAのアプリはこれまで20を超える航空会社が試験的に導入しており、シンガポール航空も3月に国際線で試験運用した。中国や欧州連合(EU)でもワクチンパスポートの導入や議論が進んでおり、今後は相互利用のしやすさや規格の共通化も課題になる見通しだ。

 

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シンガポールのコロナ施策は参考になる、良い例の紹介はメディアの役割😀

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