Foveon X3はCMOSセンサーの一種。光をRGBの3つに分けて取り込める3層構造をもち、一般的な構造のセンサーよりも高解像。色収差はごく僅かで、偽色も原理上発生しません。これまでに登場したFoveon X3センサーは最大でAPS-Hでしたが画質には定評があり、フルサイズのFoveon
X3センサーを搭載した新カメラはお化け画質のカメラになるだろうと期待されていたのです。イベントでは、山木和人社長が「センサーの製造メーカーへの技術移転に問題がある(今までとはちがうメーカーが生産するそうで)」といった内部事情を明かしました。センサー技術の開発に立ち戻る必要があり、結果としてプロダクトの発売を延期せざるを得なかったとのことです。
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