昨年のワールドカップでは、モロッコ代表としてアフリカ勢初のベスト4進出の立役者となったシイェシュ。しかしチェルシーでは出場機会を失い、1月にはパリ・サンジェルマン（PSG）移籍が目前とされていたが、手続きの問題で実現せず。残留することが決まっていたが、今夏の移籍市場でもチェルシー退団が濃厚とみられている。
そんな30歳MFだが、大きな話題を集めるサウジアラビアへの移籍に近づいていると複数メディアで報じられ、アル・ナスル移籍が決定的になっていた。しかし先日、膝の負傷歴の問題からメディカルチェックをクリアできず、破談になったと伝えられている。 だが、破談になった原因はメディカルチェックではなかったようだ。選手関係者は『GOAL』の取材に対し、アル・ナスル側が当初合意していた給与から減額を求めたと主張。その結果、シイエシュ本人が移籍を断り、ヨーロッパに残ることを決断したようだ。また、チェルシーに残留することも前向きだと明かしている。
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