ジョニー・デップが元妻に勝訴 逆転の鍵は陪審員とバージニア | 週刊文春 電子版

  • 📰 shukan_bunshun
  • ⏱ Reading Time:
  • 38 sec. here
  • 2 min. at publisher
  • 📊 Quality Score:
  • News: 18%
  • Publisher: 51%

日本 見出し ニュース

日本 最新ニュース,日本 見出し

「日本の名誉毀損裁判は、著名人がメディアを名誉毀損で訴えた場合、メディアが『表現内容が真実であること』などを証明しなくてはならない。一方、アメリカでは著名人が『表現内容が虚偽である』『報道が悪意をもってなされた』ことを証明する必要がある」

俳優のジョニー・デップとアンバー・ハードの元夫婦が、互いを名誉毀損で訴えていた裁判の判決が6月1日に下された。法廷闘争はデップに軍配が上がり、ハードは1035万ドル(約13億円)、デップは200万ドル(約2億6000万円)の支払いを命じられた。

「きっかけは2018年12月、ハードのワシントンポスト紙への寄稿文。彼女は『2年前、私はDV被害者として知られるようになった』と記した。デップを名指ししてはいないが、16年当時の夫の彼を示唆していた。デップは名誉を毀損されたとハードを訴え、ハードも反訴」(米紙記者) 大方の予想では、デップが不利とされた。20年にデップは、自らを「ワイフビーター(妻虐待者)」と呼んだ英大衆紙サンを相手取り、英国で名誉毀損裁判を起こしたが敗訴。米国では、より言論の自由が保障される傾向があるためだ。 (同前)「デップの弁護士はハードの証言の信憑性が疑われる点を狙った。例えば彼女はDVを受けて鼻が潰れたと主張したが、弁護士は、彼女が翌日に普通の顔で撮った写真を提示。『背中にあざができて不安だった』という日の後、背中が大きく開いたドレスを着ていた写真も陪審員に見せた。そして彼女の証言の疑わしさは連日報道された。陪審員は裁判所から報道に惑わされないように釘を刺されるが、実際は難しい。一方、デップが負けた英国の裁判は裁判官が判決を下し、控訴も認められなかった」(同前)

もう一つはバージニア州で裁判を行ったこと。同州は二人の生活の拠点ではないが、近年は同州で名誉毀損裁判をする著名人、企業が増えており“名誉毀損ツーリズム”とも揶揄されている。なぜか。アメリカはスラップ訴訟に厳しい州が多い。ハリウッドのあるカリフォルニアは「反スラップ法」があり、被告側が原告側の提訴をスラップであると反論して認められれば訴えは棄却される。だが、バージニアの州法は特殊で、仮にスラップ訴訟と認められても裁判に持ち込めるのだ。デップの弁護団も同州で裁判をした理由に、この点を挙げている。

 

コメントありがとうございます。コメントは審査後に公開されます。
このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:

 /  🏆 91. in JP

日本 最新ニュース, 日本 見出し

Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。

区は「ありえない」 東京東信用金庫が税金を“誤送金1000件” | 週刊文春 電子版「ひがしんさんは、公金の扱い方をどう考えているんですか!」 葛飾区産業経済課の職員は、こう声を荒げた。相手の“ひがしん”とは、東京東信用金庫の通称である。 墨田区に本店を置き、東京都東部と埼玉、千葉… 最近やたらと誤送金の件が多いな。結局、送金先の入力は人間がすることなので2人体制くらいのチェックが必要になってくる。
ソース: shukan_bunshun - 🏆 91. / 51 続きを読む »

新垣結衣 父が告白7時間「里親」「深夜の電話」「星野源」 | 週刊文春 電子版――八重さんが亡くなりましたが……。 「悲しくないですね。ウチに帰ってきてくれるかもしれないから(笑)」 沖縄の地でそう笑うのは、新垣結衣(33)の実父。およそ7時間にわたって、愛娘への想いを語り尽くした。 劣化したなー。 参政党真面目そうですね、右も左も日本の腐った政治状況に風穴を開けれるか?。
ソース: shukan_bunshun - 🏆 91. / 51 続きを読む »

トップガン 元空自パイロット4人はどこに萌えた | 週刊文春 電子版「前作から36年が経っていますが、オールドパイロットが人生最後のミッションをどう乗り越えていくのか、自分のパイロット人生と重ねあわせて感じ入ってしまいました」 トム・クルーズ(59)主演で現在公開中…
ソース: shukan_bunshun - 🏆 91. / 51 続きを読む »

明治安田生命が公表しない ベテラン職員の巨額横領事件 | 週刊文春 電子版「うちの営業職員が、お客様から数千万円に及ぶ大金を横領しています。昨年から社内の一部で噂になっていましたが、会社は一切公表していません。トカゲの尻尾切りで当該職員を辞めさせ、何事もなかったような態度でよいのでしょうか」 ペテン師ですな😁 保険屋の事案としては珍しくないでしょ 現時点でも現在進行中の人いる⁉️
ソース: shukan_bunshun - 🏆 91. / 51 続きを読む »

中国・ロシア国境に黒竜江大橋が開通…露は対中貿易拡大に期待【瀋陽=川瀬大介】中国中央テレビ(電子版)は10日、中国とロシア国境のアムール川(中国名・黒竜江)にかかる黒竜江大橋が開通したと報じた。ウクライナ侵攻を巡って米欧から経済制裁を受けているロシアとしては、中国との貿易拡大 いずれロシアは中国の属国になりますね…🙄 中国の兵器移動に注意 ウクライナ近くの ロシア友好国が兵器を提供 提供国に中国兵器が渡る モンゴル地方へ 中国外相訪問で企んでる? 数週間後の西側兵器での 巻返し対応準備かも
ソース: 読売新聞オンライン - 🏆 19. / 63 続きを読む »

米SEC、ゴールドマンのESG投信を調査 米報道 (写真=ロイター)【ニューヨーク=宮本岳則】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ、電子版)は10日、米証券取引委員会(SEC)が米ゴールドマン・サックスの運用する投資信託について調査を進めていると報じた。ESG(環境・社会・企業統治)重視をうたったファンドが対象になった。当局は誇張された広告や購入者の誤解を招くような表示を監視しており、影響が広がっている。ゴールドマンは傘下に資産運用部門を持ち、ESG関
ソース: nikkei_intl - 🏆 30. / 63 続きを読む »