アンソニー・ヴァカレロが構想した映画プロダクション 「サンローラン プロダクション」は、2023年4月にサンローランのクリエイティブ・ディレクターであるアンソニー・ヴァカレロがサンローラのために設立した映画製作プロダクション。彼のコレクションに見られるシネマティックな世界観と共鳴し、メゾンを未来へと導いていくアンソニーの姿勢を反映した作品を手掛けている。これによりサンローランは、本格的な映画製作をメゾンの活動に取り入れた最初のファッションハウスとなった。昨年の第76回カンヌ国際映画祭では、オフィシャルセレクションとしてアート映画『ジャン＝リュック・ゴダール／遺言 奇妙な戦争』とペドロ・アルモドバル監督の『Strange Way of Life』（イーサン・ホーク、ペドロ・パスカル出演）をプレミア上映した。 今年はここで紹介する3作品がコンペティション部門に正式出品されており、作品内容とともに受賞結果も楽しみだ。 『EMILIA PEREZ』（原題）／ジャック・オーディアール監督...
SHROUDS』（原題）／デヴィッド・クローネンバーグ監督 ボディ・ホラーの名匠・デヴィッド・クローネンバーの新作。主人公をヴァンサン・カッセルが演じ、ダイアン・クルーガーと、ガイ・ピアースも出演する。 成功した実業家である50歳のカルシュは、妻を亡くして以来、悲しみに暮れる日々を送っていた。ある日、「グレイブテック」という画期的なシステムを開発し物議を醸す。それは死装束を着せた愛する者の遺体とコミュニケーションができるというものだった。ある夜、カルシュの妻の墓が荒らされ、犯人探しに乗り出す。 デヴィッド・クローネンバーグは妻を2017年に亡くしており、本作には自身が体験し今でも続いている悲しみや空虚を表現したという。 『PARTHENOPE』（原題）／パオロ・ソレンティーノ監督 イタリアを代表するナポリ出身の監督、パオロ・ソレンティーノ。近年は、ジュード・ロウがローマ法王を演じたテレビドラマ『ニュー・ポープ 悩める新教皇』やNetflix映画『Hand of...
セレーナ・ゴメス / Selena・Gomez ゾーイ・サルダナ / Zoë Saldaña デヴィッド・クローネンバーグ / David Cronenberg ゲイリー・オールドマン / Gary・Oldman Kana Endo
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