サウジ、アラムコ株1%の売却を検討 買い手は中国企業か

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サウジアラビアのムハンマド皇太子は27日、国営石油会社サウジアラムコの株式1%を売却する可能性があると明らかにした。買い手は中国企業になる公算が大きい。

サウジの事実上の指導者、ムハンマド皇太子は国営メディアで放送されたインタビューで、「エネルギー分野の世界のリーダーによるアラムコ株の1%取得について協議している」と説明。「非常に大きな国でのアラムコの売上増につながる大変重要な取引になる」とも述べた。ただ、アラムコは中国以外にもアジアで大口顧客を抱える。先月の報告書では、中国のほかインド、東南アジア、日本、韓国で原油販売や貿易事業に投資していることを明らかにしていた。

資産運用会社アライアンス・バーンスタインの上級アナリスト、オズワルド・クリント氏は、アラムコ株の買い手について「明らかにアジアの国営石油会社であるはず」と述べ、原油の大半がそちらに流通していると指摘した。 サウジは2019年、史上最大規模となる新規株式公開(IPO)で株式の約1.7%を売却した。294億ドルに上る調達資金は、石油依存脱却と経済多角化に向けたムハンマド氏の計画「ビジョン2030」に充てられる。当時のアラムコの評価額は1兆7000億ドルだった。外国の投資家に株を売却すれば、ムハンマド氏の計画の資金調達に役立つ可能性がある。ただ現在、欧米の石油会社は脱石油の取り組みを進めており、再生エネルギープロジェクトに多額の投資を行う計画を相次ぎ発表している。主要な機関投資家もポートフォリオの脱炭素化を図っている。

 

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1%でも大きい。顧客と株主では存在感が違う。

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