事情に詳しい関係者によると、ゴールドマン従業員は19日の政府発表に沿ったオフィス復帰を求められている。シティはロンドンの行員宛ての電子メールで、少なくとも週３回の出社を要請した。
シティの欧州・中東・アフリカ（ＥＭＥＡ）最高経営責任者（ＣＥＯ）のデービッド・リビングストン氏と英国トップのジェームズ・バードリック氏は19日遅くの電子メールで「オフィスで制限なく自由に集まることが可能になった。それにより、当行の活力と協業の精神をより生かすことができる」とし、「全員が少なくとも週３回出社する」ように要請した。 フィデリティ・インターナショナルのアン・リチャーズＣＥＯとスタンダードチャータードのホセ・ビニャルス会長も20日、ブルームバーグテレビジョンに、英国の従業員にオフィス復帰を促していると語った。リチャーズ氏は「より多くの人にオフィスに戻るよう後押しするつもりだ。私自身も来週からオフィスに戻る」と述べた。 ブルームバーグが確認した電子メールによると、シティは引き続き柔軟な働き方を認める。月水金の新型コロナウイルス検査プログラムやエレベーター内でのフェイスマスク着用義務付けなど予防措置も継続する。
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