取材した12月1日は、午前10時から午後5時までの7時間の間に、2人の患者が保健所の車で運ばれてきました。
対応にあたった看護師の井岡京子さんは、「現場はいっぱいいっぱいでこれから患者が増えていくと思うと不安が尽きないですが、患者さんが増えたときに入院する病院がなかったら困るので、自分たちがやらなきゃという思いもあります」と話していました。 岡教授は、「医療の現場は、もともとぎりぎりの人数でやっているのでそこにコロナの仕事が加わり本当の意味でぎりぎりになっている。ほかの業務を滞りなく行うためにはいまが限界で、これ以上、患者が増えればほかの仕事を減らすか仕事のクオリティーを下げざるをえない状態まできている」と話しています。この病院では、11月以降、人工透析を行う必要がある、慢性腎不全などの持病を持つ患者が3人入院していて透析の際は、複数のスタッフが週に3回程度、4時間余りにわたって立ち会う必要があるということです。
ことし4月からコロナ患者が入院する病棟を担当している看護師の井岡京子さんは、「感染拡大の第1波2波の時は比較的若い患者が多かったのですが、現在は、持病がある人や認知症の人が増えていて、患者から目が離せないなど対応することが増えている。今後さらに高齢の患者が増え、コロナ以外のことで対応することがさらに増えるとスタッフへの負担が心配だ」と話していました。この日は、診療の合間をぬって、若手の医師7人とともに入院中の患者の状況を聞き取ったり、意見交換行うカンファレンスを行いました。
誤字を見付けました。 意見交換行うカンファレンスを行いました。
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