の9月売上高は前年の消費増税前の駆け込み需要の反動があったものの、来店者数が伸び悩み前年同月比で36%減となった。「ブランド品や高額品が堅調な一方、スーツは低調」(三越伊勢丹ホールディングス・杉江俊彦社長)は「ユニクロ」の国内既存店の9月売上高が同10%増えた。6月から4カ月連続でプラスだ。在宅に向くストレッチ性の高い衣服が好調だ。柳井正会長兼社長は「消費者の生活の範囲が狭くなった」と指摘する。アパレルでは、安価な生活着に需要が高まり、百貨店が強みを持つ高額な衣服は低調だ。
個人消費の動向を示すナウキャスト(東京・千代田)とJCBが指数化したJCBカードの購買データをみると6月に感染拡大前の1月後半に比べ9割近くまで戻ったものの、その後頭打ちだ。7月以降の長雨や感染再拡大で、消費者心理が鈍化したという。「今後は外出傾向が強まり旅行や外食消費が伸びる一方で、けん引役だったスーパーの食品や生活家電などが伸び悩む可能性がある」(ナウキャストの辻中仁士代表取締役CEO)との見方があった。は国内の遠方への出張を原則禁止とする方針を継続している。基本オンラインで対応しており、顧客などとの面談や打ち合わせについてもビデオ会議などを推奨している。出張需要の激減で東京都内の8月ホテル稼働率は20%と低迷したままだ。
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ソース: nikkei - 🏆 135. / 51 続きを読む »