新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが「5類」に移行して8日で1カ月。熊本市内の飲食店では団体客の予約や外国人観光客が増え、平日でも満席になるなどコロナ禍前のにぎわいを取り戻しつつある。
熊本市中央区の桜の馬場城彩苑にあるビュッフェレストラン「ぎんなん」は5類移行に伴い、テーブルのパーティションを撤去。客が料理を取る際に着用を求めていたビニール手袋も、3月にマスク着用ルールが緩和されたタイミングで既に任意としており、来店客は思い思いに料理を盛りつけ食事を楽しんでいた。台湾など海外から訪れる団体客も増え、平日でも満席になる日があるという。 レストランを運営する九州産交リテールの花木智店長(53)は「城彩苑には5月以降、大型バスで修学旅行生や社員旅行など団体客が来るようになった」と歓迎。「台湾やマレーシアといったアジア圏を中心にインバウンド(訪日客)の予約も増えており、コロナ禍前の通常に戻ったと言える」と安堵[あんど]の表情を浮かべた。
同市西区のJR熊本駅の「肥後よかモン市場」に店を構える居酒屋「HERO海」もパーティションを撤去。週末は10人以上の団体客が目立ち、3~5月の売り上げはコロナ禍前の95%程度にまで回復。県の「認証店」として感染対策を徹底してきたが、店長の宇都宮大志さん(35)は「お客さん一人一人に入店時の検温やアルコール消毒をお願いする必要もなくなり、従業員の負担が減った」と話す。 18店が出店する中央区城東町の熊本屋台村の副村長、光田信悟さん(51)は「客足は徐々に伸びている。土日を中心に、お客さんが席を探すのが大変な日もある」とうれしい悲鳴。一方、県飲食業生活衛生同業組合の横山佳之理事長(66)は「食事を伴う1次会の客足は回復した印象だが、2次会以降の利用が多い店はまだ厳しい」と現状を語った。(田代智也)
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