[ロンドン 16日 ロイター] - 米国の自動車産業は、世界的に自動車セクターが減速し、米国の他の産業が冷え込む中で好調を保っている稀有なセクターだ。しかし値上げによって消費者の間で買い控えが起き、販売部門では在庫が膨らんでおり、今後は国内の他の産業と同様に逆風に見舞われそうな兆しがある。
8月16日、米国の自動車産業は、世界的に自動車セクターが減速し、米国の他の産業が冷え込む中で好調を保っている稀有なセクターだ。米シカゴのフォード工場で6月撮影(2019年 ロイター/Kamil Krzaczynski) 米連邦準備制度(FRB)のデータによると、米国の5─7月期の自動車・自動車部品生産は前年同期比3.7%増加。一方でこれとは対照的に米国の他の製造業は5─7月期に前年比0.3%減と2016年9─11月期以来の大幅な落ち込みを記録した。米国の米自動車メーカーとディーラーは価格の一段の引き上げに成功し、昨年初めに開始した値上げの流れを維持。今年3─5月期の新車販売価格の前年比上昇率は0.9%と、13年9─11月期以来の高い伸びとなった。米商務省経済分析局によると、5─7月の新車販売は前年比横ばいだった。ディーラーは売れ残っている型落ちモデルの在庫を整理するため、より大幅な値引きに踏み切っている。16日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルは、こうした過剰在庫の背景に米自動車市場の冷え込みの持続があると指摘。「販売は比較的好調を保っているが、自動車市場は需要の減速に対応して即座に生産計画を調整しておらず、型落ちモデルの在庫滞留が起きている」と分析した。米自動車メーカーは在庫を管理し、価格を守るため、年末にかけて生産ペースを落とさざるを得ないだろう。自動車製造部門の伸びが鈍ったりマイナスに転じた
*このドキュメントにおけるニュース、取引価格、データ及びその他の情報などのコンテンツはあくまでも利用者の個人使用のみのためにロイターのコラムニストによって提供されているものであって、商用目的のために提供されているものではありません。このドキュメントの当コンテンツは、投資活動を勧誘又は誘引するものではなく、また当コンテンツを取引又は売買を行う際の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。当コンテンツは投資助言となる投資、税金、法律等のいかなる助言も提供せず、また、特定の金融の個別銘柄、金融投資あるいは金融商品に関するいかなる勧告もしません。このドキュメントの使用は、資格のある投資専門家の投資助言に取って代わるものではありません。ロイターはコンテンツの信頼性を確保するよう合理的な努力をしていますが、コラムニストによって提供されたいかなる見解又は意見は当該コラムニスト自身の見解や分析であって、ロイターの見解、分析ではありません。
結局、トランプ大統領が選挙キャンペーン中から事ある毎に訴え続けてきた貿易不均衡に関する日本批判は全く的外れだったということですね(在庫調整は全くの国内問題だし)。まぁトランプ氏本人は、そんな事などすっかり忘れて都合のいい数字だけは自分の功績にしちゃうのだろうけど。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
ソース: 🇯🇵 - 🏆 65. / 59 続きを読む »
ソース: 🇯🇵 - 🏆 65. / 59 続きを読む »
ソース: 🇯🇵 - 🏆 65. / 59 続きを読む »
ソース: 🇯🇵 - 🏆 65. / 59 続きを読む »
ソース: nikkansports - 🏆 18. / 63 続きを読む »
ソース: nikkansports - 🏆 18. / 63 続きを読む »