あまりに日常。それゆえ至高の発明品という評価が低いもののひとつにコピー&ペーストがある。誰もが当たり前に使う機能。僕が最も使うのは、もちろん原稿を書く時。最後の1行をコマンドX(カット)して冒頭に持ってくる。やっぱり違うなと、コマンドZで元に戻すことも多い。そして、コピー&ペースト以上に、カット&ペースト愛用者でもある。
ただコピー&ペーストが普及する背景には、パーソナル・コンピューターの普及初期の技術者たちの思想が反映されているのは確かなこと。その思想とは「すべての情報は自由に扱われるべき」というものだ。これは例だが、もし機密資料はコピペできないように設計すべきという意見が実装されていたら、それはいまのコピペではない文化が生まれていただろう。または、内容的に問題のあるデータはコピペできないという設計が組み込まれていたとしても同じ。それ以上にありそうなのは、コピペに課金せよという企業が出てくる可能性だ。イーロン・マスクやマーク・ザッカーバーグがそれを言い出したら世界はどうなるだろう。あり得ない話ではない。コピー&ペーストには、情報の自由という意思から生まれたから、制限も検閲も課金もないいまの姿になったのだ。
『DJプレミア完全版』は今年の1月に刊行された。その直後にネットでこの本のブックガイド部分への疑義が呈された。注目されたものは、noteに書かれた「河出書房 『DJプレミア完全版』 とWikipediaの不可解な相似について」(
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