3月に兵庫県姫路市で行われた日本代表選考会。ステージ上で、ナルト(まめまよ)とサスケ(みおし)が対峙していた。和テイストの激しいBGMに乗せて、死闘を繰り広げる2人。クライマックスに見せ場がやってくる。九喇嘛と須佐能乎を手作りのバルーンで再現し、客席から驚嘆の声が上がる。物語は感動のフィナーレへと向かい、約2分半のパフォーマンスが終わる。万雷の拍手が会場に鳴り響いた。まめまよ「節目によくやっていたのがNARUTOだったんです。私たちのコスプレデビューもそうですし、2016年の選考会で敗れたときに、ライバルだった子たちとのちに一緒にパフォーマンスすることになった時もそうでした。節目でやって全て成功していたのでNARUTOで行こうと2人の思いが自然に一致していました」
みおし「大きさもそうですし、シルエットで一発でわかるようにしないといけない。かつ迫力も持たせなきゃいけない。やっぱり造形のシルエットがきれいじゃないと。バルーンって丸いイメージあるじゃないですか?でも、私たちは〝かわいい〟という印象を与えるのではなく〝かっこいい〟って思ってもらえるようにしました」大会規定で衣装やプロップ(小道具)含めた総重量は40㌔以内。前例のない〝ねぶた〟を本物のように紙や竹など普通の製法で作ると重量オーバーは確実。2人がよく使うサンペルカ(発泡材)では大きすぎるし、運べない。悩んだ末に、元スーツアクターのまめまよさんが着想を得たのが「エアぐるみ」。当初は空気で膨らませた着ぐるみに入ろうとした。だが、それではパフォーマンスの制限時間に間に合わない。そこで、ファンを内蔵して風で膨らませた〝ねぶた〟をそれぞれ背負うことになり、舞台装置を作る知人に師事した。
まめまよ「教えてくれた方に監修料をお支払いするために借金して、その返済をしながらの作業でした。それでも、年が明けてから2カ月間はみおしに〝仕事しなくていいから〟と言って、彼女の生活費まで稼いで、衣装作りに専念してもらいました。周りからどう思われようと、私は稼いでくると決心したんです。本当にお互いに信頼してないとできなかったなと思います」みおし「ナルトとサスケの衣装は、ある撮影所に見学に行って、使用されているカツラや衣装を見て、本場の技術を勉強しました。そして生地にこだわって選定を進めて、刺し子という布を使いました。本物の現場で使っている生地の質感を寄せた上でこだわったのがダメージ加工です。刺し子を1からちゃんと染めて、〝2、3回ぐらい使ってるかも〟というぐらいの質感に汚してから、アクリル絵の具や金ブラシ、カッターでカサカサとさらに汚していきました。
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