「今やその時が来た」。ケリングの最高経営責任者(CEO)兼会長、フランソワアンリ・ピノー氏は24日に出した短い声明の中でそう述べた。「世界は変わった。我々のクライアントとともに。ラグジュアリーも当然それに順応する必要がある」グッチは2017年、ケリングの保有するブランドで初めて、デザインからの毛皮の排除を約束。社会的責任をブランドの中核的価値の一つに掲げた。バレンシアガ、アレキサンダー・マックイーン、ボッテガ・ヴェネタといった他のブランドも、すでに毛皮の不使用へと動いている。こうした流れに次ぐ今回の一歩は、企業全体で毛皮製品を明確に廃止するという内容だ。わずか2年前、ケリングは動物の福祉に関する一連の基準を発表していた。そこで目指したのは「グループのサプライチェーンを通じて動物に対する人道的な扱いを実証すること」で、「蓄牛、子牛、ヒツジ、ヤギの全生涯にわたる扱い」に関して複数の要項が盛り込まれた。ケリングによれば、19年にまとめられたあらゆる要項は、引き続き他の「動物繊維や動物素材」を使用する場合にも適用される。
各ブランドに向けては、動物への残酷行為に対する取り組みを強化するよう求める圧力がこの数年で高まっている。今月、ニューヨークで開催されたファッションの祭典「МETガラ」の共同ホストを務めたビリー・アイリッシュは米ブランド、オスカー・デ・ラ・レンタに対し、毛皮の使用廃止を約束するよう交渉。自身が同ブランドの衣装をまとってレッドカーペットを歩く条件とした。 アイリッシュはインスタグラムで「ものすごく感激している。(オスカー・デ・ラ・レンタの)チーム全員がこの問題で自分の声に耳を傾け、変化を起こしてくれた。影響はとても大きな意味を持つ。動物たちだけでなく、私たちの地球や環境にとっても」と述べた。
その方がいい。
本物の毛皮でもさもさ飾り立ててたら、個人的にドン引きしてしまう 食肉産業の延長の皮製品でないと、なかなか買う気になれない
欲しい人は作ってくれる売ってくれる所に移ってそこに利益が行くだけ 金持ちは本物 一般国民は偽物 映画みたいになってくるんだろうな
今の時代、毛皮を使う客観的必要性は確かにどこにもないですね。
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