アメリカの投資会社との取り引きをめぐり、日本や欧米の金融機関で損失が生じている問題で、スイスの金融大手、クレディ・スイスは、ことし1月から3月の決算が赤字に陥ったと発表しました。今後も、およそ700億円の追加損失を見込んでいて、経営に大きな打撃となっています。これは、アメリカの投資会社「アルケゴス・キャピタル・マネジメント」との取り引きで生じた損失として、44億スイスフラン、日本円でおよそ5100億円を計上したためです。こうした状況を受けて、クレディ・スイスは、新たに転換社債を発行し、資本増強を行うことにしています。この問題では、日本の野村ホールディングスやアメリカのモルガン・スタンレーなども損失が生じることを明らかにしていて、世界の大手金融機関に影響が広がっています。
アメリカの投資会社との取り引きをめぐり、日本や欧米の金融機関で損失が生じている問題で、スイスの金融大手、クレディ・スイスは、ことし1月から3月の決算が赤字に陥ったと発表しました。今後も、およそ700億円の追加損失を見込んでいて、経営に大きな打撃となっています。これは、アメリカの投資会社「アルケゴス・キャピタル・マネジメント」との取り引きで生じた損失として、44億スイスフラン、日本円でおよそ5100億円を計上したためです。こうした状況を受けて、クレディ・スイスは、新たに転換社債を発行し、資本増強を行うことにしています。この問題では、日本の野村ホールディングスやアメリカのモルガン・スタンレーなども損失が生じることを明らかにしていて、世界の大手金融機関に影響が広がっています。
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