「目や心を刺激するカラーやフォルムが身のまわりにあると気分があがるタイプなので、そもそも物がすごく多いんです。ただ、ベースとなるアイテムはモノトーンが中心。ポップな色はポイント使いを意識しています」「壁のアートは自分で額装します。フレームの印象とサイズ感をそろえるときれいですよ」「奥行の浅い棚は優秀。ものをぐちゃっと並べても可愛くまとまるから」と、感じよく飾るためのアイデアがたくさん。
最近取り入れたのは、木+金属+ガラスという異素材を組み合わせた〈saiku〉のシェルフ。テクスチャーのレイヤーは、室内にさりげないリズムを生む。アートも家具も、ほどよい加減で取り入れるセンスが心地よさの秘訣だろう。家具の色はニュートラル。木とガラスとステンレスのテーブルや牛革のラグは、母親の愛用品をもらったという。植物を置いたスツールは座面にハンカチやデニム地をかぶせてカスタマイズ。ソファの背面に並べたのは話題の若手アーティスト、BIENのドローイング。黒の細いフレームで自ら額装。窓の脇はビートム・スティーブンソン(上)や安部悠介のペインティング。ステンレスの天板に合板の扉を合わせたシェルフ。すっきりした印象だが、サイドがアクリルで中の本が見えるところが好みとか。左はグラフィックデザイナーの髙田唯による切り絵。陶板のような置物は岡山のレーベル〈SHOKKI〉。
このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む: