ポメラは、テキスト入力に特化した専用電子文具。電源を入れるとすぐに起動し、スムーズに文章入力を行うことができるのが特徴だ。2008年11月に初代の「DM10」を発売して以来、「DM20」(2009年)、「DM5」(2010年)、「DM100」(2011年)、「DM200」(2016年)、「DM30」(2018年)など、継続的に新モデルを投入してきた。今回のDM250も、そのコンセプトを踏襲。キングジム執行役員開発本部副本部長の立石幸士氏は、「文章をしっかり書きたいというニーズに対応し、進化してきたのがポメラである。コロナ禍でリモートワークが広がっているが、そのなかでもしっかりと向き合って文章を作りたいというニーズがある。その声を聞いて、ポメラを進化させた。文章を書くための機能だけを、ひたすら極めた自信作である」と述べた。最新モデルのDM250は、ストレート型モデルであるDM200をベースに、使いやすさを追求。本体サイズは約263×120×18mm(幅×奥行×高さ)、重量は約620gと、デジタルツールとしてのコンパクト性と、携帯性を実現している。
WSVGA(1024×600ドット)の7.0型TFT液晶ディスプレイを搭載。キーピッチは横17mm・縦15.5mmとし、モバイル環境でも入力しやすい環境を実現するとともに、タイプ時の静音化も図っている。また、「US配列」に近づけたレイアウトにカスタマイズできるようにしたほか、従来のポメラでも採用していた「親指シフト」には、改良したレイアウトを1種類追加し、より入力しやすくしたという。 「少し明るいダークグレーの本体カラーと、キーボードの黒にコントラストをつけることで正確なタイピングをサポートしたり、キートップのデザインも一新し、アルファベットを中央に配置して視認性を高めたりしている」(キングジム開発本部デジタルプロダクツ課の清水翔平氏)という。ポメラ向けに最適化した日本語入力システム「ATOK for pomera[Professional]」を強化し、校正支援機能を追加。誤字・脱字や慣用表現の誤りを指摘し、入力ミスを減らすことができる。また、テキストフォーマットには、新たにシナリオモードを追加し、縦書きの脚本や台本の作成にも最適化した。1ファイルあたりの保存文字数は、DM200の10万字の2倍となる20万字とし、長文の保存にも適している。
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