ガリ版発明者の旧宅でエジソンの手紙見つかる

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ガリ版発明者の旧宅でエジソンの手紙見つかる 100年前の手紙が滋賀県東近江市のガリ版伝承館(堀井家旧宅)で見つかった 新治郎父子がエジソンの75歳の誕生日を祝って送った手紙の礼状と考えられる

明治時代に謄写版(ガリ版)を発明した堀井新治郎(元紀)、新治郎(仁紀)父子に、米国の「発明王」エジソン(1847~1931年)が送った100年前の手紙が滋賀県東近江市のガリ版伝承館(堀井家旧宅)で見つかり、同市が27日に発表した。新治郎父子がエジソンの75歳の誕生日を祝って送った手紙の礼状と考えられる。新治郎父子はエジソンが発明した印刷機を参考に謄写版を発明したとされるが、エジソンとの交流を裏付ける史料が見つかったのは初めてという。

エジソンからの手紙は1922(大正11)年2月16日付。「私の誕生日を覚えていてくださり、とてもうれしく思います。お祝いの言葉とお気持ちをありがとうございます。あなたのご好意に大変感謝申し上げます」との英文がタイプライターでつづられ、最後に「トーマス A エジソン」の署名がある。市は昨年度から約4千点の堀井家資料群の整理を始めており、エジソンの手紙は「感状1 堀井本家」と表紙に印字された分厚い台帳に糊付けされていた。台帳には、新治郎父子がエジソンに宛てた病気見舞い状や訃報を受けたお悔やみ状なども残っていた。 父の元紀は1893(明治26)年に米シカゴで開催された万国博覧会を視察し、エジソンが発明した印刷機「ミメオグラフ」を見学したとされる。謄写版はその翌年に発明され、同じ年に東京の神田鍛冶町で製造・販売を行う謄写堂を創業。行政機関や新聞社、大学などが購入し、文書がそれまでの毛筆からインキとペンに取って代わっていった。

東近江市近江商人博物館の上平千恵学芸員は「エジソンとの交流を裏付ける貴重な史料。見舞い状では『あなたの発明の恩義を受けたひとり』と名乗っており、エジソンへの敬意を持ち続けていたことも分かった」と説明している。堀井家は江戸時代に醸造業を営んだ近江商人の名家。堀井新治郎は、養父として堀井家に迎えられた新治郎(元紀、1856~1932年)と堀井家39代の新治郎(仁紀、1875~1962年)の父子のこと。シカゴ万博を視察したのは父の元紀だが、親子の協力によって謄写版が発明された。

 

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海外から技術パクって日本で富を得たというのが実際のところなんだろうけど円満だったんだね。

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