ガスプロム、欧州向け再び供給減 「タービン修理」(写真=ロイター)

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ガスプロム、欧州向け再び供給減 「タービン修理」

ロシア国営天然ガス会社ガスプロムは25日、6月中旬から供給量を制限している欧州向けガスパイプライン「ノルドストリーム」について、新たに送ガス用タービン1台の修理を始めると発表した。27日から供給量を6月中旬までの約2割に減らすとしており、供給不安が広がる欧州でガスプロムへの反発が強まりそうだ。今回の修理に伴うノルドストリームの供給減は、モスクワ時間27日午前7時(日本時間同日午後1時)に始まり、供給量は6月中旬までの従来計画比で8割減の日量3300万立方メートルになるという。

返却されるタービンはロシア北西部の送ガス施設に輸送中で、ロシアのコメルサント紙によると、再稼働は8月初めになる見通し。今回、新たにタービンの修理が発表されたことで、8月初め以降も供給量が6月中旬までの水準に戻る可能性は小さくなったと受け止められている。

 

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ロシアが欧州向け天然ガス供給を一段と削減、欧州ガス価格は急騰

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