カモノハシは遺伝子的に哺乳類でもあり鳥類でもありハ虫類でもあった

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「毒のトゲや蛍光色に光る毛皮をもつ」「性染色体が10本ある」「汗をかくように母乳を分泌する」など、あまりにも奇妙な特徴を兼ね備えるカモノハシのゲノム(塩基配列)地図が発表されました。

研究チームの一員で中国科学院昆明動物学研究所の研究員であるGuojie Zhang氏は「現存するすべての哺乳類の乳生産は、1億7000万年以上前に恐竜と同じ時代を生きた祖先の遺伝子に由来していることがわかりました」と語っています。ただし、カモノハシの母乳は、血液由来で母乳を作るウシや人間とは違った作られ方をしているとのこと。

また、カモノハシはアヒルのような幅広いクチバシを持っていますが、歯は生えていません。これについても、ゲノム解析の結果、カモノハシが歯の発生に関する4つの遺伝子をおよそ1億2000万年前に失っていることがわかりました。で、カモノハシの後ろ足から分泌される毒素のタンパク質は、ハ虫類と同じ遺伝子系統から生じたことがわかりました。つまり、カモノハシの毒性はハ虫類の親戚である証拠というわけです。ただし、カモノハシと同じ単孔類であるハリモグラは、この毒素タンパク質を発現する遺伝子を失ってしまったようです。この記事のタイトルとURLをコピーする

 

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キメラ

設定盛りすぎ

哺乳類の大先輩🙂

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