2016年にわずか15歳でバングーバーのトップチームデビューを飾ったデイヴィス。その後2019年にバイエルンへ移籍すると、これまで公式戦180試合に出場し、2019-20シーズンにはチャンピオンズリーグを含む歴史的な三冠達成に大きく貢献した。ブンデスリーガ5連覇や2度のDFBポカール制覇など、数々のタイトルを手にしている。
そんな23歳のカナダ代表だが、バイエルンとの現行契約は2025年まで。以前よりレアル・マドリーへの移籍が騒がれており、先日ドイツ『スカイ』はバイエルンのスポーツダイレクターを務めるクリストフ・フロイント氏と代理人が会談していることを伝えていた。そして『スカイ』のフロリアン・プレッテンベルフ記者によると、バイエルン側は今夏にデイヴィスが退団すると予想している模様。契約延長について未だ合意はないため、2025年にフリーで放出する事態は避けたい考えであるという。 一方でレアル・マドリーは、デイヴィスの獲得へ向けて正式なオファーは提出していないものの、最大で移籍金4000万~5000万ユーロ(約82億円)を支払う準備があるようだ。しかし、契約が残り1年となっていることで、大幅な値下げを要求する可能性もあるという。また、選手本人の個人的な条件は問題ないとも伝えられている。
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