中銀は「経済には明らかに需要超過が存在している。インフレ率が高水準にあり裾野が広がっていることに加え、高インフレが長く続くと予想する企業や消費者が増えている。こうしたこと踏まえ、政策決定委員会は利上げを前倒しして進めることを決定した」と表明。「金利はさらに上昇する必要がある」とした。中銀はまた、短期的なインフレ見通しを大幅に引き上げ、今年第2、3・四半期のインフレ率は平均8%程度になるとの予想を示した。2022全体では平均7.2%、23年末には3%近辺に低下し、24年末には目標の2%に戻るとした。一方、中銀は住宅市場では「急激な減速」が見られているとし、減速は今年から来年にかけて続くと予想。
経済成長率については、22年は3.5%、23年は1.8%になると予想。「高インフレと金融引き締めによる消費と家計支出への影響」が成長鈍化の主な要因になるとした。ただ、中銀の基調的な予測に基づくと、カナダ経済は向こう3年間は景気後退(リセッション)に陥らず、景気のソフトランディング(軟着陸)は可能とした。
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ソース: BloombergJapan - 🏆 4. / 68 続きを読む »