歌手aiko（47）が11日、TBS系「マツコの知らない世界」（火曜午後8時57分）に出演し、”ラジオ愛”を語った。そしてお笑いコンビ、オリエンタルラジオの2人が生で”ガチ喧嘩”した放送を「神回」として紹介した。aikoは自身も複数の番組でパーソナリティーを務め、数々の番組を長年聴き続けてきた。そんなラジオ大好きなaikoが思う、ラジオ史に残る「伝説の神回」番組を2つ挙げた。
1つは1995年6月1日、NHK－FM「ミュージック・スクエア」で、カリスマ的人気を誇ったバンドTHE BLUE HEARTSが突然の解散宣言をした放送。「マツコの－」ではその時の音源も流れ、今後の予定を聞かれた甲本ヒロトが「今決まっているのは、解散くらいですかね」「ブルーハーツの予定は、ないです」などと話した歴史的な音声が紹介された。 そしてaikoが最も衝撃を受けたとして選んだのが、08年8月24日のニッポン放送「オリエンタルラジオのオールナイトニッポンR」。中田敦彦と藤森慎吾が生放送中にケンカを始めた回を挙げた。生でその放送を聴いていたというaikoは「2人が（人気アニメ）『エヴァンゲリオン』のことでケンカしちゃうんですね。中田さんはめっちゃエヴァンゲリオンのことが好きで。でも藤森さんは見てきてなくて。”見てないの？”みたいな。お2人、忙しかったと思うんですよ。その時期。本当のケンカになっちゃって」と記憶をひもとき、経緯を振り返った。中田が「あー、全然分かってねえな。見てねえじゃねえかよ。うわー童貞だよ、エヴァ知らねえの」などと言うと、藤森は「お願いします」などとリアクション。それを受けた中田が「慎吾の顔、腹立つんだよね どうすんだよ？ 何だよ？...
中田は「そんなもん、おまえ知らねえから悪いんだろうが」と言い返し、藤森も「時間がなかったから見れなかっただけだろう」。その後は中田「全部見ろ、このやろう」、藤森「早く次いけよ」、中田「いってくださいって言え、この野郎」、藤森「いけ早くコラ」、中田「こらじゃねえこのメガネ」、藤森「おまえもメガネかけてるだろ、今日」、中田「なんだとてめえ、この野郎」、藤森「なんだこらオイ」などというやりとりが続いた。約15年前の、この激しいバトルの様子が放送された。こうした深いラジオトークが続く中、aikoの驚異的に豊富なラジオ知識について、マツコが「ひまなの？」といたずらっぽくつっこんだ。するとaikoは「私、家から出ないんです、全然。年に数えるくらいしか、ごはんを外に食べにいかないんです」と告白し、驚かせていた。
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