エルピクセル、NTTデータ開発のAI診断システムを実用化

  • 📰 nikkei_bizdaily
  • ⏱ Reading Time:
  • 26 sec. here
  • 2 min. at publisher
  • 📊 Quality Score:
  • News: 14%
  • Publisher: 51%

日本 見出し ニュース

日本 最新ニュース,日本 見出し

医師による画像診断を支援するシステムを手掛けるスタートアップ、エルピクセル(東京・千代田)は28日、NTTデータが開発した人工知能(AI)技術を使う医療支援システムを開発して販売すると発表した。NTTデータはMRI(磁気共鳴画像装置)の画像をAIで分析する技術を持っている。同技術を取り入れて2024年度中に脳梗塞の兆候を見つけるAIシステムの実用化を目指す。NTTデータは19年から、医療機器販

医師による画像診断を支援するシステムを手掛けるスタートアップ、エルピクセル(東京・千代田)は28日、NTTデータが開発した人工知能(AI)技術を使う医療支援システムを開発して販売すると発表した。NTTデータはMRI(磁気共鳴画像装置)の画像をAIで分析する技術を持っている。同技術を取り入れて2024年度中に脳梗塞の兆候を見つけるAIシステムの実用化を目指す。

NTTデータは19年から、医療機器販売のメッドサポートシステムズ(東京・千代田)と共同でMRI画像を分析するAIを開発していた。エルピクセルはこのAIを医療機器などとつないでシステムを構築したり、製品化に必要な薬事承認の手続きを担当してNTTデータのAI技術が医療の現場で使えるようにしたりする役割を担う。医療機関への販売活動もエルピクセルが手掛ける。 エルピクセルは、大腸がんについて内視鏡の画像による診断を支援するAIをすでにシステムとして販売している。医療に使う機器やシステムは承認を得るための手続き などに高い専門性が必要で、同社にはIT(情報技術)など異業種が持つAI技術を組み込んで医療機関向けに実用化にこぎつけるためのノウハウがある。医療機関とのパイプも強みだ。

病院でMRIを撮影する患者は増えており、画像などをもとに診断する医師の負担も高まっている。AIを使った医療システムは医師の負担軽減にもつながり、医療機関からの関心や引き合いは強い。エルピクセルはAIなどの先端技術を医療で実際に使えるようにするビジネスに商機を見いだしており、今後も同種の案件を開拓していく考えだ。

 

コメントありがとうございます。コメントは審査後に公開されます。
このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:

 /  🏆 105. in JP

日本 最新ニュース, 日本 見出し

Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。

長瀬産業、化学品の共同輸送サービス AIでマッチング長瀬産業は人工知能(AI)を用いた化学品の共同輸送サービスを始めた。日本パレットレンタル(東京・千代田)のシステムを使い、複数の荷主を引き合わせる。トラック運転手の残業規制が強化される「2024年問題」を見据え、輸送効率の向上などを目指す。国内の化学メーカーや化学品輸送業者など向けに展開する。荷主が運びたい化学品や希望の目的地などを入力すると、AIがトラックの積載率を高めたい荷主などと引き合わ
ソース: nikkei_business - 🏆 29. / 63 続きを読む »

AWL、中東・アジアにAIシステム北海道大学発のAWL(アウル、東京・千代田)が海外事業を拡大する。小売店や飲食店の来店客分析に使う人工知能(AI)システムを売り込み、2022年末には海外で初めて、アラブ首長国連邦(UAE)のカフェに採用された。今後はアジアや米国で市場開拓を目指す。アウルはAI研究で知られる北大の川村秀憲教授が創業に直接関わったスタートアップだ。東京と札幌に本社を持ち、札幌オフィスは開発拠点として機能している
ソース: nikkei_business - 🏆 29. / 63 続きを読む »

為替差損の影響緩和策を提案 ジーフィット、AIを活用対ドルの円相場を予想する人工知能(AI)システムを手掛けるジーフィット(東京・千代田)は近く、契約済みの為替予約で差損が見込まれる際に、それを打ち消す新たな為替予約を提案する機能を追加する。相場急変の影響を抑えたい企業の需要を取り込む。たとえばドル買いの予約後に短期間で大幅な円高が進行した場合、ドル売りの予約に適切な時
ソース: nikkei_business - 🏆 29. / 63 続きを読む »

「バブアー」路面店、東京・代官山に 200点販売バブアーパートナーズジャパン(東京・千代田)は、英国発のライフスタイルブランド「バブアー」の路面店を東京・代官山にオープンした。2022年秋に日本で展開を始めた同社は、大丸東京店(東京・千代田)などの商業施設内に出店してきた。代官山店は国内7店目で、今後も出店を進めていく考えだ。バブアーは、雨や風をしのぐことを目的にして開発されたワックスドコットン製アウターウエアなど、機能性を売り物にした商品
ソース: nikkei_business - 🏆 29. / 63 続きを読む »

設備点検を自動化へ カミナシ、AI外観検査新興を買収製造現場などの点検作業を記録するソフトを手掛けるカミナシ(東京・千代田)は、人工知能(AI)を使った外観検査サービスを提供するStatHack(スタットハック、東京・文京)を買収した。ソフトに蓄積した現場写真を基に、AIが設備状況を自動で確認・分析する機能の実用化を目指す。スタットハックはAI
ソース: nikkei_business - 🏆 29. / 63 続きを読む »

米EU、10月に首脳会談 ウクライナ支援、気候変動を議論:時事ドットコム【ワシントン時事】米政府と欧州連合(EU)は28日、バイデン米大統領とEUのミシェル大統領、フォンデアライエン欧州委員長が10月20日にホワイトハウスで会談すると発表した。声明では「ウクライナ支援を含めた米EUの強力な協力関係を再確認する」と表明。気候変動対策や、人工知能(AI)など先端技術を巡る協力も議論する。 米EUは、中国が過剰生産した安価な鉄鋼が、世界の市場をゆがめている問題への対応策を協議中。中国が化石燃料に頼っていることも踏まえ、鉄鋼生産の脱炭素化に向けた国際的枠組み構築を目指してお…
ソース: jijicom - 🏆 32. / 63 続きを読む »